【66期生振り返り】會員No.4 本間大貴
書道研究會で過ごした四年間は私にとって良い思い出になりました。色々なことがあったのでもう卒展だと思うと寂しいです。
私は書道を大学から始めたので、入會したての時はわからないことが多く大変でした。一年生の夏合宿で初めて仮名に挑戦しました。細い仮名筆の筆運びに苦労し大変でしたが、熱心に指導して頂いた先生や励ましの言葉をくれた先輩に助けていただきました。
合宿後の学祭で仮名作品を出品したのですが、多くの人に批評を頂けて嬉しかったのを良く覚えています。様々な意見を頂き、今後の作品制作のモチベーションが上がったのは勿論、毎週行われる練習会や夏合宿で作品作成に励んで本当によかったと思えた瞬間でした。
しかしその後新型コロナウイルスの流行に伴い活動が制限されるという事態になってしまいました。いよいよ自分たちの代という矢先の出来事でとても不安でしたが、オンライン練習会など今できる事を工夫しながら同期と活動できたのはとても良い経験でした。また初の試みとなるオンライン展覧会についてもいろいろ意見を出し合いながら実現できました。コロナ禍で活動が制限される中でも、自分たちで一から行事を行えたことは本当に嬉しく、感慨深かったです。
今振り返ってもここに書ききれない程の思い出が浮かびます。いよいよ卒業だなぁと思うと本当に寂しいですが書研で得た学びや思い出を胸に、これからも頑張っていこうと思います。
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